拝観時間:午前8時〜午後5時
歴史・見どころ
天文4年(1535)にキリシタン大名・大友宗麟が
菩提寺として創建したものです。
表門と本堂(方丈)は創建当時のもので、
室町時代の禅宗方丈建築の遺構をとどめる貴重なもので、
ともに国の重要文化財に指定されています。
方丈前の『独坐庭』は、寺号、瑞峯をテーマにした蓬莱山式庭園で、
中国の禅僧百丈禅師が、独坐大雄峰と呼唱された
禅語から銘じられたものです。
また、方丈裏には『閑眠高臥して青山に対す』という禅語から
銘じられた庭の『閑眠庭』があります。
この枯山水の砂利の庭を斜めによぎるように
縦4個、横3個合計7個の石が置かれており、
縁側の東の端から目を凝らして眺めてみると
大きな十字架を形作っているようにみえます。
キリシタン大名だった大友宗麟ゆかりの庭といえます。
瑞峯院