歴 史
大徳寺に北接し、疫病の神として知られています。
正暦5年(994)船岡山に創建された
疫病鎮護の神社が起こりと伝えられ、
その後、今の地に移り今宮神社となりました。
祭神は、大国主命・事代主命・稲田姫命を祀り、
社殿の多くは明治時代の再建ですが、
古式の風格を感じさせます。
見どころ
東門を出た所には、名物「あぶり餅」を売る
軒のれんの店が向かい合い、
江戸時代の社頭風景の名残を思わせてくれます。
毎年4月の第2日曜日に行われる『やすらい祭り』は疫病除けの祭で、
行列の花傘の下に入ると病気にかからないといわれています。
またこの祭りは、太秦の牛祭・鞍馬の火祭とともに
京都三奇祭の一つになっています。
◇叩くと怒る石◇
境内にある石で叩いたりすると重くなってもち上がらず、
撫でたり拝んだりして上げれば軽々と上がるらしい。
今宮神社