参拝時間 午前10時〜午後4時/800円
≪承天閣美術館≫時間:午前10時〜午後5時/入館料:600円/
歴 史
3代将軍足利義満が夢窓疎石(むそうそせき)を開山に、
10年の歳月をかけて築いた臨済宗相国寺派の大本山で、
京都五山の第2位に列しています。
応仁の乱(1467)による焼失で一時荒廃しましたが、
豊臣家、徳川家により再興されました。
しかし天明の大火(1788)で豊臣秀頼が慶長10年(1605)に
再建した法堂だけが残っただけで、
あと大がかりな再建はされませんでした。
現在の建物は文化年間(1804〜18)に再建されたものです。
見どころ
法堂は現存する法堂では最古のもので、
天井には狩野光信による巨大な「蟠竜図」が描かれています。
この蟠竜図の天井の下で手を打つとよく反響することから、
『鳴き竜』や『泣き天井』とも呼ばれています。
法堂の東側にある開山堂は文化4年(1807)の再建で、
御所の旧構を移したものといわれており、
夢窓国師像が安置されています。
相国寺境内にある承天閣美術館は、
相国寺建立600年を記念して創設されたもので、
相国寺や塔頭、末寺の金閣寺・銀閣寺の国宝や重要文化財、
重要美術品の数多くの文化財を収蔵・展示しています。
相国寺